築60年の平屋を、これからの暮らしへ。
前回までの解体工事では、屋根や壁を取り外し、 長い年月この家を支えてきた柱や梁が姿を現しました。
昔の大工さんが残した仕事の跡に触れ、 この家が歩んできた時間を感じながら、 いよいよ新しい暮らしに向けた工事が始まります。今回ご紹介するのは、基礎工事の前半です。完成すると床の下に隠れてしまう部分ですが、 これから先も安心して、心地よく暮らしていただくために、 とても大切な工程です。
01|まずは、地面を整えるところから
解体工事が終わった現場には、 これまで床の下に隠れていた土が見えています。
柱や梁を残したまま進めるリノベーションでは、 今ある建物の状態を確認しながら、 一つひとつ作業を進めていきます。
最初に行うのは、必要な場所の土を掘り、 新しい基礎をつくるための地面を整える作業です。
新築と違い、すでに柱や基礎がある状態から始まる工事。 思いどおりに重機を動かせる場所ばかりではありません。
こうした現場で頼りになるのは、 やはり職人さんの経験と丁寧な仕事です。
02|砕石を敷き、基礎の下地をつくります
掘削が進んだところから、 地面に砕石を敷いていきます。
砕石は、基礎の下の地盤を整えるために使う材料です。 敷き広げた後、必要な締め固めを行うことで、 次の工程へ進むための下地をつくります。
一見すると、ただ砂利を敷いているようにも見える工程です。
でも、こうした下準備の一つひとつが、 これからつくる基礎につながっています。
03|次は、鉄筋を組み立てていきます
地面の準備が進むと、次は鉄筋を組み立てる工程です。鉄筋は、コンクリートと組み合わせることで、 基礎の強さを支える大切な材料。決められた位置や間隔を確認しながら、 職人さんが一本一本、組み立てていきます。
鉄筋の太さや配置、間隔など、 確認することはたくさんあります。コンクリートを打ち込んでしまえば、 鉄筋は外から見えなくなります。だからこそ、今この段階での仕事が大切です。
コンクリートは押される力に強く、引っ張る力には弱い性質があります。一方、鉄筋は引っ張る力に強いため、お互いの弱点を補い合うことで、丈夫な基礎をつくることができます。
04|これまでの家を活かし、これからの暮らしを支える
今回の現場で印象的なのは、 60年前につくられた木の骨組みの下で、 新しい基礎づくりが進んでいることです。
これまでの家が持つ良さを大切にしながら、 これからの暮らしに必要な部分を整えていく。
そこには、リノベーションだからこその 家づくりの面白さがあります。
見えなくなる場所こそ、丁寧に
家づくりでは、完成すると見えなくなってしまう仕事が たくさんあります。
けれど、その一つひとつが、 住み始めてからの毎日を支えてくれます。
山下工務店が大切にしているのは、 新しくきれいにすることだけではありません。
今ある家を大切にしながら、 これからも安心して、心地よく暮らしていただけること。
60年前の職人さんが残してくれた仕事に、 今の職人さんたちが新しい仕事を重ねていく。
そんな時間のつながりも大切にしながら、 これからの家づくりを進めていきたいと思います。
地面を整え、鉄筋の組み立てが進んだ現場。 次回は、この鉄筋のまわりにコンクリートを打ち込み、 基礎が形になっていく様子をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。
Instagramでも工事の様子を発信中!
ブログでは伝えきれない現場の様子を、 Instagramのストーリーズでもご紹介しています。
これまでの工事の記録は、ハイライト 「平屋リノベ」からまとめてご覧いただけます。
家が少しずつ生まれ変わっていく様子を、 ぜひのぞいてみてください。
建て替えるか、リノベーションするか。
まだ決まっていなくても大丈夫です。
これからどんな暮らしがしたいのか、
まずは一緒に考えてみませんか。
茨城県五霞町の地域密着工務店
暮らしに、責任を。








