築60年 平屋フルリノベーション|第4回 基礎工事【前半編】

築60年の平屋を、これからの暮らしへ。
前回までの解体工事では、屋根や壁を取り外し、 長い年月この家を支えてきた柱や梁が姿を現しました。

昔の大工さんが残した仕事の跡に触れ、 この家が歩んできた時間を感じながら、 いよいよ新しい暮らしに向けた工事が始まります。今回ご紹介するのは、基礎工事の前半です。完成すると床の下に隠れてしまう部分ですが、 これから先も安心して、心地よく暮らしていただくために、 とても大切な工程です。

01|まずは、地面を整えるところから

解体工事が終わった現場には、 これまで床の下に隠れていた土が見えています。
柱や梁を残したまま進めるリノベーションでは、 今ある建物の状態を確認しながら、 一つひとつ作業を進めていきます。

基礎工事が始まりました

解体を終え、元の土が見えている状態です。 60年間この家を支えてきた骨組みを残しながら、
ここから新しい基礎づくりが始まります。

最初に行うのは、必要な場所の土を掘り、 新しい基礎をつくるための地面を整える作業です。

重機を使って土を掘り進めます

重機を使い、基礎工事に必要な部分を掘削していきます。 既存の建物がある中での作業だからこそ、
周囲の状況を確かめながら慎重に進めます。

新築と違い、すでに柱や基礎がある状態から始まる工事。 思いどおりに重機を動かせる場所ばかりではありません。
こうした現場で頼りになるのは、 やはり職人さんの経験と丁寧な仕事です。

02|砕石を敷き、基礎の下地をつくります

掘削が進んだところから、 地面に砕石を敷いていきます。

砕石は、基礎の下の地盤を整えるために使う材料です。 敷き広げた後、必要な締め固めを行うことで、 次の工程へ進むための下地をつくります。

砕石敷きが始まりました

元の土と、新しく敷かれた砕石が見える一枚。 少しずつ地面が整えられ、 基礎工事の準備が進んでいきます。

一見すると、ただ砂利を敷いているようにも見える工程です。
でも、こうした下準備の一つひとつが、 これからつくる基礎につながっています。

地面が少しずつ整っていきます

砕石が広がり、現場の様子も変わってきました。 完成すると見えなくなる場所ですが、 暮らしを支えるための
大切な準備です。

03|次は、鉄筋を組み立てていきます

地面の準備が進むと、次は鉄筋を組み立てる工程です。鉄筋は、コンクリートと組み合わせることで、 基礎の強さを支える大切な材料。決められた位置や間隔を確認しながら、 職人さんが一本一本、組み立てていきます。

職人さんの手で、一本一本

鉄筋を加工し、組み立てていく職人さんたち。 地道な作業ですが、こうした手仕事の積み重ねが
家の土台をつくっていきます。

鉄筋の太さや配置、間隔など、 確認することはたくさんあります。コンクリートを打ち込んでしまえば、 鉄筋は外から見えなくなります。だからこそ、今この段階での仕事が大切です。

少しずつ形になる基礎

鉄筋の組み立てが進み、基礎の形が少しずつ見えてきました。 職人さんが位置を確認しながら、
丁寧に作業を進めています。

ちょっと豆知識|鉄筋は何のためにあるの?

コンクリートは押される力に強く、引っ張る力には弱い性質があります。一方、鉄筋は引っ張る力に強いため、お互いの弱点を補い合うことで、丈夫な基礎をつくることができます。

04|これまでの家を活かし、これからの暮らしを支える

今回の現場で印象的なのは、 60年前につくられた木の骨組みの下で、 新しい基礎づくりが進んでいることです。
これまでの家が持つ良さを大切にしながら、 これからの暮らしに必要な部分を整えていく。

そこには、リノベーションだからこその 家づくりの面白さがあります。

基礎の中に並ぶ鉄筋

基礎をつくる場所に、鉄筋が配置されていきます。 木の柱や梁を残した現場に、 新しい工事の形が
少しずつ見えてきました。

鉄筋工事が進んできました

広い範囲に鉄筋が組み上がり、 新しい基礎の形が見えてきました。 ここからさらに工事を重ね、
これからの暮らしを支える足元をつくっていきます。

見えなくなる場所こそ、丁寧に

家づくりでは、完成すると見えなくなってしまう仕事が たくさんあります。
けれど、その一つひとつが、 住み始めてからの毎日を支えてくれます。
山下工務店が大切にしているのは、 新しくきれいにすることだけではありません。
今ある家を大切にしながら、 これからも安心して、心地よく暮らしていただけること。

60年前の職人さんが残してくれた仕事に、 今の職人さんたちが新しい仕事を重ねていく。
そんな時間のつながりも大切にしながら、 これからの家づくりを進めていきたいと思います。

次回予告|第5回 基礎工事【後半編】

地面を整え、鉄筋の組み立てが進んだ現場。 次回は、この鉄筋のまわりにコンクリートを打ち込み、 基礎が形になっていく様子をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

Instagramでも工事の様子を発信中!

ブログでは伝えきれない現場の様子を、 Instagramのストーリーズでもご紹介しています。
これまでの工事の記録は、ハイライト 「平屋リノベ」からまとめてご覧いただけます。
家が少しずつ生まれ変わっていく様子を、 ぜひのぞいてみてください。

今ある家を、これからも大切に。

建て替えるか、リノベーションするか。
まだ決まっていなくても大丈夫です。
これからどんな暮らしがしたいのか、
まずは一緒に考えてみませんか。

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ZEHビルダー

有限会社山下工務店は ZEH※の普及に努めています!

山下工務店では、「住んで健康になれる家づくり」をコンセプトに掲げ、環境にやさしく、次の世代へと住み継げる家を提供するために、ZEH(ゼッチ)住宅の普及に力を入れています。

ZEHとは、住宅の断熱性や省エネ性能を高め、太陽光発電などを活用して、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにする家のこと。
私たちは、このZEHをこれからの家づくりの“あたりまえ”にするべく、段階的な普及目標を定めています。

家族の健康と地球の未来のために、正直な家づくりで、ZEHのある暮らしを広げてまいります。

有限会社山下工務店の ZEH普及実績と今後の目標

年度 ZEH実績(%) ZEH普及目標(%)
2030年度 ― 100%
2029年度 ― 100%
2028年度 ― 90%
2027年度 ― 80%
2026年度 ― 65%
2025年度 0% 50%
2024年度 0% 30%
2023年度 0% 10%
2022年度 0% ―
2021年度 0% ―
2020年度 0% ―

※ZEHにはNearly ZEH、ZEH Orientedも含みます。

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